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公開日:2022.06.21 最終更新日:2022.07.15

浮気調査にかかる経費と相場は?よくある料金プラン3例を解説

相談内容として最も多い浮気調査。
その調査手段は様々ですが、内容によりどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、浮気調査にかかる費用に焦点を当てて解説していきます。

目次

浮気調査には、どんな費用がかかる?

芸能人の浮気騒動は今でもニュースを騒がせていますが、芸能界に限らず実際に浮気をしている人は多く、相談内容としても圧倒的な割合を占めます。

調査にかかる時間や期間が長期に及ぶことがあるため、かかる費用のほとんどは人件費となります。
同時に、様々な機材や交通費も必要となります。

浮気調査にかかる経費の例

浮気調査にはさまざまな道具が必要です。探偵事務所により差はありますが、取り揃えている道具や機材のほとんどが、一般人が日常的に所有しているような物ではありません。

特殊な機材は、あると便利なものも多いですが全て揃える必要はありません。

今回は、最低限必要な経費を4つに分けて解説していきます。

レンタカー、電車などの交通費

浮気調査にかかる経費の例

浮気調査では、確実な不貞行為の証拠を手に入れるため何度も尾行することになるでしょう。
徒歩で尾行している時、対象者が電車やバスに乗れば、追従して自分も乗り込まなければいけません。当然のことながら、乗車券を購入することになります。

また、車で移動するターゲットを尾行するなら、車両やレンタカーが必要です。
複数回の調査において毎回同じ車両を使用してしまうと、すぐに相手に気づかれてしまうので、尾行するたびに異なる車両を用意する必要があるのです。

尾行1回あたりの費用は、電車・バスなら1,500円以上、レンタカーならガソリン代を含めて5,000円以上といったところでしょう。

変装をするための費用

調査対象者とは全くの他人である探偵でも、尾行の際には、「同じ人物がずっと後をつけている」と思われないように、多少の変装が必要です。
服装や髪型はもちろん、眼鏡や帽子などの小物も使用し全くの別人に見せます。
服装の系統はTPOに合わせていくつかのパターンが必要で、目立たず周囲から浮かない工夫も重要です。

その費用は少なくとも合計5万円以上とみておきましょう。

ボイスレコーダーなどの機材費用

ボイスレコーダーなどの機材費用

調査内容により必要な機材は異なりますが、1つ身近な機材を例にあげるとしたらボイスレコーダーです。隠しやすい小型・薄型で長時間録音可能な高性能なもの、一見してボイスレコーダーには見えないものなど特殊性の高いものなど種類は様々。

安ければ3,000円ほどの値段で販売されてますが、出来るだけ性能重視で選ぶのがおすすめです。

カメラ機材の購入費

カメラ機材の購入費

浮気調査に欠かせないカメラ。
人目を忍んだ密会は夜間になることも多く、また至近距離からは撮影できません。
このような悪条件での撮影では、スマートフォンのカメラや一般的なデジタルカメラでは性能が不足し、暗すぎたり不鮮明だったりして証拠にならない可能性があります。

そのため、高いISO感度(暗視性能)、画素数の多さ、光学式の望遠を兼ね備えた一眼レフカメラが必要になってきます。高性能なだけに値段が高いものがほとんどで、本体が20万円以上、望遠レンズだけでも10万円以上の金額です。

ときには至近距離で小型のカメラを使用して撮影することもありますので、カメラは状況にあわせて使い分けできるよう複数台用意する場合がほとんどです。

調査に必要な機材の中では撮影機材が最も重要で高額になることでしょう。

浮気調査の人件費

浮気調査を行う上で、そのコストは概ね調査員の人件費です。それに調査に必要な機材の費用と交通費などの経費が加わります。そして、調査にかかった時間に比例して費用がかかることになります。

浮気する日が事前にわかっているなど、予め確かな情報がつかめている場合、その日時に浮気調査をすれば、浮気の証拠を効率よく入手できます。そうすると、調査時間は短くなり費用は安くなるでしょう。逆に、いつ浮気するのかわからないケースや、浮気相手が遠方に住んでいる場合などは調査時間も多くなってきます。

その費用の相場は、早く調査が完了すれば10万円程度、長くかかれば100万円以上と言えます。実際はケースバイケースでその金額にはかなり幅があるのです。

さらに、料金プランのシステムによっても費用は変わります。

よくある料金プラン

よくある料金プラン

浮気調査の相場は内容により大きく変動しますが、探偵各社がそれぞれオリジナルの料金プランを用意しています。

今回はよくある3つのタイプに分けて解説していきます。

時間制プラン

これは最も基本的な料金プランと言えます。浮気調査の費用は調査員の人件費が主なコストであり、それを料金に反映させる料金プランです。

まず、調査員1人につき1時間当たりの調査費用が料金として定められています。そして、「調査員が何名で何時間調査をしたのか」の合計が、時間制の料金のベースとなり、そこに諸経費などが加わって総額が決まります。

調査費用は、ほぼ時間に比例するため、短時間で済むほど安く、長時間かかるほど高くなるのが特徴です。確かな情報があって短時間で済みそうな浮気調査に向いています。

パック制プラン

これは、数時間または数十時間の調査をセットにして、時間制よりもお得な料金にしたプランです。時間制では別途追加される必要経費なども、そのパック料金に含まれている場合が多く、時間制と比べるとその分も安くなります。

ただし、30時間のパックを申し込んだけれど、10時間で証拠が入手できたとなると、残りの20時間分の料金は帰って来ず、割高な料金となることもあるので注意が必要です。

パック制でセットになっている調査時間を使い切るようなケースにはおすすめできます。

成功報酬制プラン

この料金プランは、浮気調査に成功した場合の料金を予め決めておいて、成功した場合に支払うという形です。依頼者側の心情として、「もし浮気調査に失敗したなら調査費用を払いたくない。」という思いに応えるものです。

ただ、探偵としては、たとえ失敗したとしても、調査をすれば人件費や経費がかかってしまうので、負担が大きいのも事実です。そのため、成功報酬の金額を高めに設定するか、「着手金+成功報酬」という折衷案にしているケースが目立ちます。

また、探偵事務所によっては「成功」という言葉の解釈を「尾行が成功した」「張り込みが成功した」と定義している場合もありますが、後々トラブルにならないよう契約の時点できちんと依頼者にプランの内容を説明しておきましょう。

まとめ

相談の多い浮気調査ですが、調査のパターンや期間はバラバラ。

必要な機材も大きく異なるため、様々なケースに対応できるよう準備しておきましょう。1回の経費としては高額に感じるかもしれませんが、高性能なものを選ぶことで多様な場面で活用することができます。

無駄のない料金プランで信頼される探偵を目指しましょう。